初心者におすすめ!投資入門ガイド【STEP.3】金融商品編

投資入門ガイドSTEP.3金融商品編

あなたは仮想通貨のビットコインを知っていますか?

仮想通貨のビットコインは10年前は6万円程度でしたが、現在約125倍の780万円ほどに上がっています。
10年前に1万円分のビットコインを購入していたら、125万円になっていたと考えると、とても夢がある金融商品ですね!

STEP.3金融商品編見出し

しかし、仮想通貨はリスクが大きいことも忘れてはいけません。当時の仮想通貨は、価値がゼロになる恐れもありました。

そのリスクを恐れずにビットコインを買った勇者が、現在億万長者になっています!

投資初心者は、仮想通貨のような投機的な金融商品を選ぶのではなく、確実に勝ち続けられる金融商品を選んでいただきたいと思います。まずは、比較的安全な金融商品から投資を始めて、経験を積みながらいずれは投資中級者にステップアップしましょう!

STEP.3金融商品編

STEP.3では、初心者におすすめなリスクの低い金融商品をご紹介していきます!この記事を読むことで各金融商品の仕組みや違いなどを理解し、自分で金融商品を選べるようになるでしょう。

目次

株式とは?!

株式とは、株式会社が出資者に発行する証明書のことを言います。株式を購入し、所有することで「株主」の1人となり、企業のオーナーとして経営に参加したり、利益が出たときに配当を得たりする権利を持つ事ができる金融商品です。

株式
株式で利益を得る方法は2種類あります

・インカムゲイン:株式の配当金のような定期的得られる収益

・キャピタルゲイン:金融資産を購入時より高い価格で売却することによって得られる利益

平均リターン:3~10%

※あくまでざっくりとした平均になります。選ぶ商品によっても大きく変動しますので、目安として考えてください。

会社が発行する金融商品なので、会社の収益が良ければ配当金や株価が上昇していきます。逆に会社の業績が落ちると、配当金や株価も下がってしまいます。株式は元本保証がありませんので、業績の上がりそうな会社を選ぶことが大切になっていきます。

債券とは?!

債券とは、国や政府・地方公共団体、企業などが投資家から借り入れるために発行する金融商品です。投資家はお金を貸すことで、利子を受け取ることができ、期間が終われば元本も返却されます。

債権

平均リターン:1~3%
債券は安全性が高く、定期的な利子収入を受け取ることができる魅力があります。

債券には以下のような種類があります。

国債

国が発行する債券

地方債

地方自治体が発行する債券

社債

企業が発行する債券

外債(外国債券)

日本以外の国が発行する債券

債券価格は金利の動向に大きく影響します。
金利が上がれば、債券の価値は下がる。金利が下がれば、債券の価値は上がる。
つまり、債券の価値は金利と逆の動きをします。

投資信託とは?!

投資信託とは、投資家から集めたお金を集約して、投資の専門家が株式や債券を含む様々な金融商品に分散して投資を行う金融商品です。資金を集めて運用するので、1人の投資金額が少額からでも始めることができます。投資信託の運用成果は、投資家それぞれの投資額に応じて分配されます。株式と同様、元本保証はありませんので注意が必要です

投資信託

平均リターン:3~10%

投資信託には初心者向けのメリットがあります。

・少額から始められる

株式や債券などは数万円以上のまとまった資金が必要ですが、投資信託は1万円程度から購入することができる

・プロが選んでくれる

株式では、業績が良くなると思う会社を、自分で選ばなければなりません。間違って業績の下がってしまう会社の株式を買ってしまった場合、株式がどんどん下がっていっていくことになります。

初心者がどの会社が業績が上がるのかを調べることは難しいです。難しいことはプロにやってもらいましょう!

その他の金融商品

その他にもこのような商品もあります。難しい金融商品ですので、参考程度に覚えておいてください。

その他の金融商品
不動産投資

住宅、商業用物件、土地などの不動産を購入し、賃貸収入や売買益を得る投資です。

メリット

安定した収益源。インフレーションヘッジ。

デメリット

初期投資が大きい。管理が手間。

コモディティ投資(金・銀・原油)

金、銀、原油などの商品に投資する方法です。

メリット

インフレーションヘッジ。

デメリット

価格変動が大きい。

仮想通貨投資

ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨に投資する方法です。

メリット

高いリターンの可能性がある。

デメリット

リスクが高い。

外貨投資

ドルやユーロなどの外国通貨を売買することで利益を得る投資です。

メリット

流動性が高いので交換しやすい。

デメリット

リスクが高い。

インフレヘッジとは、インフレーションによる貨幣の相対的価値の減少(保有資産の目減り)を回避する行動のことです。

この他にも不動産やコモディティなどと投資信託を掛け合わせた商品など多種多様な金融商品があります。初心者のうちはこのような商品があるということだけ把握しておいてください。

金融商品編 まとめ

STEP.3まとめ
  • 株式はインカムゲインやキャピタルゲインで利益を増やします
  • 債券は利子を得ることで資産を増やします。元本保証もあります
  • 投資信託はみんなのお金を投資の専門家が運用して利益を増やします
  • 不動産仮想通貨など投資対象商品は数多くあります

STEP.3では投資する金融商品の説明を行いました。金融商品は日本だけでも3,000種類以上あり、これに加えて海外の投資先もありますので、正直選びきれません。

私がおすすめするのは、初心者のうちはプロに任せて運用してもらうことです。先ずは投資に触れることが重要です。投資を始めていくと、数%の利益や手数料が凄く気になるようになってきます。運用を始めてから勉強し始めると飛躍的に理解力が向上します。

私も月1万円から投資を始めて、投資を続けていくうちに楽しくなっていきました。後々、投資額を増やしていったり、どんな金融商品があるか自分で調べるようになっていきました。

10の知識より1の経験》が大切です。
本やネットの情報を見るより、投資に触れてみて運用してみることが成長の近道です。100円からでいいです、ぜひ始めてみませんか?

STEP.4では、実際に投資を始める準備を解説いたします。投資を始めるにあたって、口座開設の方法や証券会社選びに大事な手数料についてお伝えします。最後に私が活用している投資サービスもご紹介させていただきます。ぜひお楽しみに!

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